2018年12月10日月曜日

アスペルガーと言葉。

アスペルガー症候群という言葉は、少し前から聞いたことがあった。
最近よく耳にする「大人の発達障害」というものに含まれる、
自閉症スペクトラムの中に分類される、病気?とまではいかないまでも、
ある種の障害であり、個性なのだそうだ。

知的障害はない場合がほとんどで、一説によれば、
アインシュタインやエジソン、マイクロソフト社のビル・ゲイツもそうだという。
このような天才と言われる人たちの多くもアスペルガー症候群だというのなら、
もしかしたら・・・私自身もそうなのかもしれない・・・(^.^)。

冗談はさておいて・・・
アスペルガーな人は、他人の気持ちがわからないということなのだが、
ここではことばに関する部分を考えてみたい。

他人の気持ちがわからないというのは、ことばを文字通りにしか受け取れないことが一因としてある。
世に「いやよいやよも好きのうち」なんてことをいうけれども、
アスペルガー症候群の人間は、「いや」と言われたら、文字どおりに受け止める。
これは、奥ゆかしさ抜群の日本人にとっては大きなことだ。
ストレートに「好き」と言えない傾向にある日本人は、
「嫌いじゃないけど・・・」などと遠回しに言ってしまうので、
アスペルガーは、なんだ、嫌いじゃない程度なのか、とがっかりしてしまうだろう。

「うーむ、その件に関しては、持ち帰らせていただきます」
会議の席で、やんわりと断りを入れられると、
アスペルガーは、持ち帰った後の結果をいつまでも待つことになる。
こういうわけで、アスペルガーな人は、話し合いが苦手だといわれているのだろう。

さて、かく言う私も、たとえばこのブログについて
「なんだしょもない。こんなつまらんブログはやめてしまえ!」
などと言われてしまうと、本当に文字通り受け止めて、もうやめてしまおうかなと悩んでしまう。
と言うことは、やっぱり私もアスペルガーな人なのかもしれないね、冗談じゃなく。
                 ふみみ


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