2015年4月10日金曜日

コピーライティングで儲ける?

一行、ウン百万円!
かつてそんな噂もあった。
もう三十年以上も前の、コピーライターブームと言われていた時代に
今や大御所となっておられる巨匠コピーライターの一行に対する噂だった。
それがほんとうかデマかは、本人に確かめたことがないのでわかりませんが、
少なくともひとつのプレゼンでそのような金額が支払われていたことは事実だ。
ひとつのプレゼンということになれば、コピー一行というわけにはいかないだろうが、
たとえば一本のコンセプトコピーと、それを展開させた表現コピーが数本、
さらにはデザイナーを巻き込んだ表現カンプと企画書、
そうした一連のプレゼン物で数百万、ということはあっただろう。
そんんなケースで、突き詰めると最初に編み出された一本のコンセプトコピーに対して
一本ン百万円、と噂されたということは十分にあると思う。

巨匠たちのそうした都市伝説は当時たくさんあった。

ポケットから取り出したくしゃくしゃの紙に書かれたコピーでプレゼンしたとか、
用意された企画書を使わずに、まったく異なる企画を口頭でプレゼンしたとか、
いかにもありそうな話であり、そういうことは実際にあったようだ。

最近、ネット上でコピーライターを名乗って稼いでいる人物がいる。
K.T.という人は、K広告事務所というのを原宿あたりにかまえているそうで、ネット上やリアルでコピー教室を開催しているが、コンサル業務が中心のようだ。彼の名前をTCC(東京コピーライターズクラブ)などでみたことがない。
U.K.という人は、ネット上だけで露出していて、いわくダイレクトレスポンスのコピーライティングでン億円儲かる! 的なコピー講座を開いている。こちらの方も、業界内では聞いたことがない名前で、その作品もどこにも露出していないところを見ると、どうもネットだけのコピーライティングで稼いでいるようなのだが。

広告コピーで稼いでいる人は、ヒットした作品群を手がけて有名になって仕事を手にしている。
ところが、そうじゃないのに儲かっているというのは……よほどうまい商売ができているのか、あるいは?
地道に制作して稼いでいるクリエイターは結構いると思うけれども、コピーライティングでン億円稼いでいるなんて言われるとどうにも胡散臭いね。

まぁ、有名にも、億万長者にもなれない私が言うのもなんですけどね。
                         ふみみ


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